私は以前、虚栄心の塊のような女でした
今だって、まったくないわけではないと思います
まだまだ、人から良く思われたいとか
認められたいって思いが多少あると思っています
周りからの評価なんて、全く気にしない!!どうでもいい!!とは
胸を張って言えません
これが今の等身大の私です
でも、数年前はもっとひどかったなと思います
今でこそ、かなり自然体の自分に戻ってこれた気がしています
だからすんごい楽です、精神的ストレスもだいぶ減りました
今朝、大学生の頃の痛々しい自分を思い出しました
私は、京都の女子大学に
指定校推薦で運よく入学したのですが
その頃、【お姉系】というファッションが流行っていて
大学デビューと共に
私ももれなくお姉系デビューをしたんです
雑誌をみて勉強しました
髪型もコテを買って頑張ってみました
が、、
本物??のお姉系女子たちが大学にはたっくさんいて
あまりに中途半端な自分がこっぱずかしくて、、
それでも
その中に必死に入ろうと
母のブランドバッグを借りたりして
必死に【私だってお姉系よ!!】アピールしていた自分を思い出しました
でも、大学2年生ぐらいだったかな?
もうお姉系を着飾って無理してる自分にようやく気付き
こんなん、やってられるか!!って
ある日突然、古着系へと転換したんです
周りのびっくりな反応と言ったら(笑)
でも、私には古着系ファッションの方が
自分の個性を色んな形で表現できて
私らしさを出せたから楽しかったんだと思います
だけど、お姉系なんか飽きた!!
やったられるか!!って言っていた私の本心は
これ以上負け続ける自分を見るのが
苦しかったからだったんだと思います
同じ土俵では
私は彼女たちに勝てないとおもったんでしょうね
一体何の戦いで、誰と戦ってんだって
今なら思いますが、あの頃の私は
自分で自分のプライドを守ることに必死でした
こんな感じで、洋服は古着系で解放された私でしたが
周りの友達は本物のお嬢様が多くて
会話がやっぱり私にはハイグレードな領域だったりして
そこについていけない自分が嫌になるときは度々ありました
そんなこんなで
大学生になったぐらいから
自分と周りの女性を必ず比べては
どっちが幸せか?どっちが美しいか?
どっちの彼氏の方が素敵(お金、仕事、見た目等)か?等
結構マウンティングするようになりました
自分以外の女性に負けたくなかったんです
また、私の場合は
親の影響も結構あったと思っています
私の母は、昔から
私の進学する学校はもちろん、どんな職業に就くか
周りからどんな風に見られているか?
世間的にちゃんとしているか?を人一倍気にする性格だったので
その話を何度も聞いていた私も
きっと自然とそういった価値観が根付いていたんだと思います
だけど、これも私にとって
大切な学びだったんだと今ならわかります
そんな虚栄心の塊だった私が
スピリチュアル組織の中でバリバリ仕事をして
お金を沢山稼ぎ、周りから注目されていた華やかな舞台から
突如転落。。。
アルバイトで月数万の生活
自分が一体何をやりたいのか全くわからなくなってしまい
色んなものを失い
出口の見えない苦しい数年間の間に
挫折や屈辱を何度も経験し
見栄なんてもう張れないくらいボロボロになりました
でも、今だから思います
このズタボロの経験がなかったら
自分が今までこんなにも虚栄心がすごいなんて
気付けなかったのかもしれないと
そして、色んなものを失ったかわりに
自分にとって本当に大切な感覚や
今まで見えなかった小さな幸せを
沢山得られるようになっていきました
私の経験だけの感覚になってしまいますが
虚栄心が強い人って
すごく傷ついていたり
自分に自信がなかったり
自分でありのままの自分を愛せない、認められない
そんな方が多いのかもしれません
一言でまとめると
愛を欲している状態
なのかなと
何のために見栄をはっているのか?
恐らく、以前の私のように
自分が見栄を張っているということさえ全く気づいていない人も
沢山いると思います
え??今の私は自然体ですけど
これが私らしさだけどってね。
実際、見栄を張っている自分
という事実を受け入れるのって
結構ショックですし、プライドが傷つきます
だから、認めたくないんです
そこを認めてしまうと
今まで自分が築き上げてきた色んなものが
崩れていってしまうから
だけどそこを見ていかないと
本当の意味で豊かになっていくことは難しいのではないかと
私は思うのです
取り繕った嘘偽りの幸せは
どれだけ積み重ねても一向に満たされないから
だけどやっぱり怖くて
そこすら見たくない人は
たぶん一生気付かないままかもしれません
私だって、そうなっていたかもしれない
でも、見栄を張っていた頃の学びも全部含め
必要な体験をし、沢山の方に導いて頂き
支えて頂き、ようやくここまで来ることができました
本当に本当に感謝です
もっと、愛されたい
もっと、認めて欲しい
虚栄心は、ここを癒していく必要があるような気がしています
まだまだ研究中ですので
また何かしらわかったことなどありましたら
こちらのブログに書きたいと思います
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